たまに疲れてしまう時がある。
彼に求められているのは、基本的には「そこにいること」だけ。全くしてないわけじゃないけれど、家事も殆どせずに働いてない(傷病で働けなくなった)。故にニート同然の生活をしている。
彼の収入もあって(同世代の二~三倍ある)好きなものをなんでも、とは言わないが比較的買ってもらい、美味しいものを食べることができる。
ただ、「そこにいること」はただそこにいるだけじゃない。いつもそばにいて旦那の心の機微をいつも感じ取って彼が辛いときはハグをする、乳房をつかって落ち着かせるなどの適切な行動を瞬時に理解して行う必要がある。QTE。
眠れない時は子供をあやすように頭を撫でながら、ときにはまた乳房などをつかいながら彼の入眠へのお手伝いをする。(彼は発達障害なので気持ちの制御が難しいことがある)
性行為はもともとの性欲が薄いので積極的にはしたくない。でも相手が求めているから、好きな人がしたいことはすべき、と割り切ってしている。
好きな人だから彼が快適に人生を過ごせるようにという気持ちは大きいが、やらないと拗ねるので夫婦生活を円満に進めるには必要なことだな、と思う。
きっとこれが、彼がいろいろしてくれることに対する対価なのだとおもう。好きだから普段は苦じゃない。でも、たまに疲れてしまう時がある。
今夜も手を尽くして彼の入眠の手助けをした。
働いてる彼の方が大変だと思う。理解はしている。彼がいるから何不自由なく生活できていることも。感謝しかない。
追記)
・それがお前の仕事なんだよ~
それがお前の仕事なんだよ 引き換えの代償だ