先日母方の祖父と電話した時、しばらく顔を見せてなかったのもあって遊びに来いと誘われたのだが、「死に目に会えなくなるぞ」と言われてしまった。
いまだ20年しか生きていない僕は、それまで人の死というものを歴史と創作でしか見たことが無かった、精々テレビのニュースで知らない偉人の訃報を目にする程度だった。
だからなのかその一言が余りに重く感じた、あとになってびっくりした、自分の死に目を考えているなんて。
電話でそれを言われてから数週間、親族に限らず、いろんな人の死を重く受け止めるようになったと思う。
Twitterの勝手にフォローしてる人が日に日に弱っているのに気づいて苦しくなった、たまたまフォローしてただけの関係なのに。
好きだった動画投稿者が病の為に活動をやめてしまった。こっちはまだ助かるかもしれないけど、きっと苦しんでるんだと思う。
先日は遊戯王の作者さんがお亡くなりになられてしまった。僕は遊戯王をほとんど触ってなかったけど、周りにたくさん遊んでいる人はいた。
その人たちはみんな騒ぐことすら出来ずに黙しているように感じた。
ついさっき元首相が撃たれたなんて話もある。
甘かった。
死は何時でも隣に居るんだ、一瞬で到達できる状態で、いつ来るかわからないイベントなんだ。