「お前は天才の弟と違って秀才なんだから努力しろ」「俺に似て運動音痴だね笑」「(成人式の晴れ着姿に対して)キャバ嬢みたいな化粧だな」
あとは不機嫌が顔に出る、それを気にしないでいると「ウルサイ!!!」と怒鳴るとか、なんかそんなん。
もしいい成績をとっても「1番じゃないのか…もっとこうしたほうがいいんじゃないか?」とか。ご褒美は金銭。金ならあった。
母親はなんでもできるので「なんでこんなこともできないの!?」が口癖。あと、「私は召使いじゃない!!」もよく言ってた。
そういう家庭だった。
で、自分は親のご機嫌取りのためにひたすら努力し、家庭に笑いを与えるひょうきんキャラでいたんだけど、これは違うたぶんやべぇ!!と気づいたのが就職した22〜23歳あたり。周りに自分のしたいことが伝えられない。自分の意思がない。言われたとおりにしかできない。
矯正を始めて、いま29歳。少しずつ自分の意思を人に伝えたり、認知療法やったり誤魔化しの嘘を減らしたりしている……んだけど、まだ足りないんだよな〜。
うっかりしてると自我を通そうとするために人を傷つけるようなことを言ってしまうし、勝手に自分より上下を決めつけて対応しそうになる。嫌われたらどうしよう…とか、無能だと思われてそう…とか、ずっと頭が言ってる。
それで、恋人とか仲のいい友人ができそうになるたび、いつも「もしかしたら私もこの人にモラハラをしてしまうかもしれない」という恐怖が勝って、少し距離を置いてしまう。
仲良くなるほど、気に置けないからって以前自分が家庭で受けたようなことをしてしまいそうになる。
たとえば、ありがとうを金銭で示すとか。結構最近までそれが結構ヤバく失礼であることに気づけていなかった。モラハラしたくないのに、小さい頃受けた愛がそれだったから、それをそのまま使ってしまいそうで怖い。
ゴールはそこをわかりあえる友人とか恋人を作る、とかじゃなくて、もっと敬意を持って接したいし、しっかりと愛したい。ので、色々試してるんだけど、自己流だからミスも多いし疲れるし、油断するとモラハラが出てくる。
まず連投ハラスメントをやめろ
モラハラの前に連投に気をつけろ