2021-07-30

なぜセルクマするのか

最近増田の新着欄はセルクマで溢れかえっている。

理由簡単PVが稼げるからだ。

ではセルクマする潮流の元はどこかといえば、やっぱりTwitterだろうと。

Twitterの仕組みというのはとても残酷で、売れてるやつほど売れる仕組みになってる。

まり売れるには売れてるやつに絡むか、売れてるやつの土俵と同じ土俵に立たなくてはならない。

この問題を極端に深刻視する人々外人アカウント購買に手を出してニュースになることも珍しくない。

いま増田セルクマしなければほぼ無視という状態になりつつある。

特に深夜帯に投下されたものを見直すサバカレーという変な人がいなくなって余計にそれは加速した。

放置された記事は容易にセルクマ3に負けてしまい、埋もれる。

言いたいことはTwitterと同じだ。

数字の土台に最初から乗ったやつだけが中身を差し置いて数字だけで勝利し、有用ツイートは埋もれてしまう。

みんな勝利するためだけに数字によるバフ効果を狙って群がる。

結果的Twitterコンテンツスピード特化型の消費しやすく忘れやすものばかりが揃うことになった。

そしてそうしたものは薄いので、某100日のように猛烈なフリクションを起こす。

言ってしまえばこれは、現実社会における上級市民でなければ教育が受けられない、まともな職につけない問題リンクしている。

波に乗り、長いものに巻かれないやつは死ね、という時代だ。

羅生門物乞いの衣を剥ぎ取ってでも発言権必要だとみな考える。

スタートラインに立つためにみんな数字を欲しがる。

セルクマという問題だけじゃないと思う。

受け取り側もより良いものを探そうとせず、発言側も内容をどんどん陳腐化させてゆく。

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