四連休初日、東京から各行楽地へ向かう高速道路は平常時のお盆に匹敵する大渋滞、新幹線や特急は満席で、もはや多くの国民は通常の生活に戻ることを選んだように見える
海外のように、自粛を強いられることに対してデモや抗議活動をするのではなく、政府の要請に対する不服従をこういった形で表すのはちょっと面白いと思った けっきょくそのツケは自分たちに返ってくるのだが、おそらく多くのひとびとはその帰結もわかった上で、もうやってられない と考えたのだろう
これは、ある程度ワクチン接種も進み、身近な高齢者達が守られるようになったのだ という感覚もあるのだと思う あとは自分達はもう運命のおもむくまま進むのだ と(そして、自分は重症化はしないだろう という過信も)
政府は、オリンピックの開催と、世間の人流は別事象だ と本気で考えていた可能性がある。つまり、市民のみなさんがオリンピック期間中ステイホームしてくれれば感染爆発はしないのだ と
確かに多くの国民はそうした手前勝手な政治の理論に表立っては反対しない だが、黙って要請を無視するのだ 自粛は自らの意思でやるもので、もはや我々は自粛する意思はない ということなのだろう