2021-06-13

台湾発「ありがとう日本ワクチン提供産経新聞広告

2021/6/13 10:07

6月13日付産経新聞掲載された、ワクチン提供感謝を伝える広告

13日付の産経新聞に「ありがとう日本!」などと題した2枚の全面広告掲載された。新型コロナウイルスワクチン124万回分を台湾無償提供した日本政府と国民に対し、感謝気持ちを伝えるため、約130の台湾企業団体などが共同出資して掲載されたものだ。

台湾人有志一同」と署名された一枚の広告は、「患難見真情」(まさかの時の友こそ真の友)ということわざ引用し、台湾が困っていたときに迅速に救いの手を差し伸べた日本に対し、台湾民衆の素直な感謝や、コロナ禍の後、日本の友人と早く再会したい気持ちが込められているという。

金融機関の聯邦銀行グループ大手紙、自由時報グループ総合不動産企業、瓏山林グループが協賛した。聯邦銀行の林鴻聯頭取は「ワクチン提供してくれたことに対し、私たち台湾人は本当にありがたく思っている事を日本の皆さんに知ってほしい」と思いを語った。

6月13日付産経新聞掲載された、ワクチン提供感謝を伝える広告

6月13日付産経新聞掲載された、ワクチン提供感謝を伝える広告

一方、台湾代表する動物「黒熊」が登場する2枚目の「感謝」の広告は、財団法人台湾伝統基金会の呼びかけに応じ、わずか4日で126社の企業や団体が集まった。IT企業証券会社病院学術団体スポーツ関連団体など業種は多岐にわたり日本米国台湾企業団体複数参加した。

これらの企業団体は、今回の広告を通じて、ワクチン提供への感謝とともに、これから日本と友好関係を推進したい気持ち日本の読者に伝えようとしているという。(台北 矢板明夫)

https://www.sankei.com/article/20210613-KMKLKJWFKZIIZE3UBHQCMFPXCU/

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