前略、冬季鬱。とにかく冬場は気分が落ち込む。肩こりが夏場よりひどくてほぼ毎日頭痛に悩まされるし、雨や雪の日の頭の回らなさはひどい。ぼーっと一日何も思考せずに過ごす日が多くなる。
なんとなく毎日ぼーっと過ぎていく。頭が回らない。ただただ無気力に、できることならスライムみたいに溶けてなくなりてえ〜、と思いながら惰性で毎朝起きている。やること、やらなきゃいけないことを考えるのが嫌になって、毎日同じでいたくなる。毎日同じことだけやっていれば生きていける生活、羨ましいかもしれない。
「やれと言われたことだけやって、それ以外のことをすると怒られる」環境下だったから、誰かからやれと言われないなら何をしていいか分からないし、「自己判断でお願いします」とか死刑宣告だ。自己判断して怒られて育った人間は自己判断できねえよ。
根底にある自己肯定感的な何かがかけてるんだと思う。この場合の自分が言いたい自己肯定感ってのは「俺すごい!俺最強!俺が天下!」みたいな感じではなく、うまく言えないけど、「何をしてもされても自分の評価が揺らがない」みたいな感じを言いたい。
自分の過去を恨んだり、自分の育った環境を恨んだってどうにもならないけど、恨んでいないと真っ直ぐに生きられている人間と比べて惨めで仕方ない。自分はゴミだと自己評価して自分が傷つくことで、やっと居場所を許してもらえてるような心地がする。精神的リストカットだ。
どうにもならない。どうにもならないから早いところ液体にでもなって急に消えてしまいたい。もしくは明日の朝が来ることなく、知らないうちに地球ごと滅んで何も悩まなくていいようになってほしい。
かと言って、もう理想の人生っていうのも思い浮かばない。これを目指せば頑張れる!みたいな指針もない。何も目標がないから、ただ泥みたいに生きている毎日が辛い。数日先の未来に希望を持てない人間が、自分の死に様に理想なんかあるわけない。
死に様といえば、自分の葬式でしてみたいことって何かある?自分は(一旦費用のことは考えないことにするなら)自分と全く関わりのないエキストラ俳優を雇って、自分のことを全く知らない人に大泣きしてなんかいかにもしんみりした雰囲気にしてほしいな。全部嘘の葬式、面白そうじゃん。でっち上げの弔辞とか読んでもらうのもいいかもしれない。面白くないのは、自分の葬式でそれをやる「おもしろ」を自分で見れないこと。不謹慎。
草々。