長らく、学歴ある人は転職先も豊富で、理系だと資格も持ってて引く手数多で、生きる選択肢があって良いなと思ってた。
自分は、たまたま高待遇の会社に入ったものの、ここを離れるとたちまち年収300万にも届かない仕事しか選べない訳で、金があっても自由はない。
実際のところ、医者や弁護士でもない限りこの若さでここまで稼げる奴、更に収入も増えていく未来が見えてる奴もそうそう居ないらしくて、じゃあ何にコンプがあるかとすれば、それは学の無さだった。
例えば美術館に行ったり、ジャズの演奏会に行っても、ぼんやりと「良いなぁ」と思うくらい。
嘘。美術館は「何これ」だし、コンサートも好みの曲以外は眠くなるだけ。
学さえあれば、分かる様な、そういうことが俺には分からない。
多くの富裕層や稼いでる人たちが「素晴らしい」と思うものが俺には一切共感ができない。学が無いから。
別に大学で習う訳じゃないだろうよ、でもさ、知識階層に触れてさ、文化的な事柄のさわりを知ったり、色々な切っ掛けに触れる機会に俺は触れなかったんだ。若い時にさ。それがスゲェコンプレックス。
コロナ渦だってさ、そういう「分かる人には分かる」みたいな娯楽がどうせ溢れてるんだろ。俺は知らないだけでさ。知っても分からないだけでさ。
もうさ、なんつーかさ、そういうのが今後一生続くんだと思うとさ、死にたくなってくる。
大学でも大学院でも行けばいいのでは
今から勉強すればいいじゃん。26歳なんてまだまだ「若い時」だぞ
ワイは修士号もってるが、美術館も演奏会も行ったことないし何が楽しいのかもわからんぞ。同じ会社の同僚見てりゃ、学歴なんて関係ないとわかるはずだが