2021-01-08

なんで温泉ぬるま湯も塩もねえんだよ

温泉が好きだ。公衆浴場が好きだ。サウナが好きだ。汗を流すのが好きだ。

冬は湯船に入って温まるのが至福の一時だが、それ以上に好きなのはサウナで大量に汗を流すことだ。寒い時期は機能しなくなる汗腺を働かせて、汗をかいて体内の水分を循環させるのが快感健康に良い(気がする)。

ただし、それは適切な水分補給をすることが前提だ。入浴前も入浴中も水分補給をしない輩が多いが、もったいないったらありゃしない。水分がなけりゃ汗腺を機能させることもできなし、汗で老廃物を流すこともできないじゃないか温泉サウナで汗を流して水分を補給する、というサイクルを何度も繰り返すのが温泉銭湯醍醐味だ。

浴場の入り口で飲用の蛇口ウォータークーラーが設置されていることがある。何も無いよりましだがあまりよくない。せっかく湯船なりサウナなりで体を温めたのに、口腔・咽頭胃腸を中心に体内を冷ましてしまうからだ。脱衣所に自動販売機が設置されていることもあるが、ミネラルウォーターでもジュースでも牛乳でも「つめた~い」の飲料ばかりで使えない。

それに塩分補給手段がないのもダメだ。近年では熱中症防止に水分だけでなく塩分補給することは既に常識である。それにも拘わらず、自販機スポーツドリンク以外に塩分補給手段を用意している浴場はない。そのスポーツドリンク必要以上に冷えていることは言うまでもない。できることなら、塩分スポーツドリンクではなく水分とは別に補給できるほうが良い。必要塩分量は、体調・発汗量・前に食事した際の塩分摂取量食事からの経過時間などによって大きく変化するからだ。

そこで俺は温泉に出かけて半日かけて発汗を楽しもうとする際には、ぬるま湯を詰めた水筒と梅タブレットを持っていくようにしている。冷たい水がダメなのは前述したが、白湯も暑さで余計に汗を流すことになって良くないのでぬるま湯だ。梅タブレットクエン酸疲労回復に良い(気がする)し、酸味による唾液分泌で体内の水分を循環させることも熱中症防止になる。

ただし脱衣所が混みあっているとき悲惨だ。なんであいつは、浴場から脱衣所へ戻ってきて着替えるのかと思いきや、でかい水筒から何かを飲んで謎のタブレットを口にしてまた浴場へと戻るんだ。と奇異の目で見られることになる。

浴場の入り口にある飲用蛇口からぬるま湯が出てきて塩も置いてあれば、わざわざ持参せずに済むんだけどなぁ…。

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