しかし、残念なことにFGOでは、もう、そのシナリオマンネリが見えてしまったのだということ。
FGOは1章までで完結させて、そこからは全く別の話を続けるべきだったように思う。
2章に入ってから、シナリオとキャラクターはワンパターンでマンネリ化し、偽りの苦悩に支配されてしまった。
「世界を滅ぼすための苦悩」
をエンドレスに繰り返されて、鬱陶しいのだ。
4回も同じ苦悩を見せつけられて、涙を流すとともに「もう割り切ってくれよ」とイライラと嫌気もあったのである。
ソシャゲというのは、数年に渡ってそのキャラクターと付き合わなくてはいけない。
世界の謎や悪役の暗躍よりも、シナリオとキャラクターの爽快感が欲しいのだ。
しかし、FGOは、ここ最近とかく、バカなギャグシナリオにも暗くてどんよりとした情念をひたすら混ぜたがる。
ぐだぐだのようなイベントにすら混ぜてくるので、正直なところいい加減にして欲しい。
どんな料理にもタバスコやマヨネーズが入っているようなもので、全て結局その味に塗りつぶされることになる。
同じ味の料理ばかり出されては、どんなに旨い料理でも飽きてしまう。
「苦悩するマシュ」
「戦う現地サーヴァント」
「圧倒的などうしようもない力を持った敵」
だが、「もう勝てないほどの強大な敵」も、もう飽きたのだ。
毎回毎回同じ味の組み立てばかりをやられると、流石につらい。
そうではなかったろう。
それが売れてヒットするというのは、構わない。
同じキャラクターに同じシナリオと苦悩を何度も味合わせるようでは、なにを食っても同じ味、ということになる。
新しい体験や鮮烈な感動を奈須きのこに求めていた自分は困ってしまうのだ。
草の庵についてのツイッター読めよ 教養を受け入れる余地のないやつにはどんなすばらしい教養を与えても無駄っていう好例
ひとりの作品から みんなの共同製作作品へ そんなの絶対いやでーすwばっかじゃね