今日(もう昨日ですね)は、ほぼ3週間ぶりの休みだった。休みなく毎日毎日終電まで、ひどい日には朝まで働くのが当たり前。こんな生活いやだいやだと思いながらも、会社に着くと別の人格が現れたみたいに自動で口が動き、さも仕事をこなしているかのように見せかける。家に帰りつくたび絶望する。全員が激務の状態なので辞めたいと口に出すことも、態度に表すこともできない。
でも今日久しぶりに1日休みがあって、好きなことだけして心を自分なりに整えてみた。その上で分かったことは、私には休みが週2日、下手したらそれ以上必要だということ。ひとりで思考を練り上げたり空想の輪を広げたりする時間がないと、心が壊死していってしまう。
夜中に「リップヴァンウィンクルの花嫁」をひとり観た。私は誰かにもたれかかりたい、心の満たされていない人間だ。事実今も誰かに助けてほしくて、優しい言葉をかけられたくてここに文章を上げている。実際私が意味のある行動を起こすことはたぶん不可能だ。私がやっているのは、なるべく体に悪いものを食べ続けることくらい。なぜなら身体を壊せば一番楽に戦線離脱できるから。死にたい、と言えるほど能動的ではなく、どちらかというと消えたい。自動的に、誰にも感づかれず迷惑をかけず速やかに。生きる死ぬの瞬間までも受動的なのかもしれない、と思うと本当に嫌気が差す。
嫌になりすぎて、ほら、眠れなくなってしまった。本来は土日休みの会社に勤めてるけど、明日は当たり前のように出勤だ。心も頭も絶対におかしい、と主張している。私だけで見れば全会一致だけど、外の世界へ飛び出した途端私の心と頭は鳴りを潜める。仕方がない、どうしようもなく臆病なくせにプライドだけは高いから。
きっとこれを書き終えたら私は眠るだろう。死にたいとつぶやく権利もない。消えたい、と静かに思いながら明日の電車の時間を調べ、明日のため床につく。全部馬鹿みたいだ!私が寝てしまわないうちに隕石が落ちてきて、頭の上に降り注いでくれたらいいのに。