2020-08-21

ひろしまタイムライン問題点

https://www.nhk.or.jp/hibaku-blog/timeline/434538.html

当時の価値観をそのまま見つめるべきやって擁護意見がある。

そう言う人の意見も一理あるけど、肝心なことが抜けてると思う。

NHK公共放送として一定権威があるってことを忘れとるんやなかろうか。

信頼されとる。

NHKの発信した情報は、ドキュメンタリーでもツイッターでも、そこそこ信頼のおけるソースとして扱われる。

一次資料に当たるなんて一般人はできんからな。

NHKツイート内容を引用して「ほらコレが証拠や」ってできる程度には力がある。

朝鮮人だ!! 大阪駅戦勝国となった朝鮮人群衆が、列車に乗り込んでくる!>

<「俺たちは戦勝国民だ!敗戦国は出て行け!」

当時の人間の生な感想として、こういう目線感想を抱くのは不思議じゃない。

場合によってはこれを資料として発信する意義もあると思う。

問題は、NHKの発信する情報がこれだけで終わっとることやな。

カウンターとなる情報がこの番組から発信されて無い。

「狂暴な朝鮮人を見た」という証言NHKという信頼できるソースから発信され、受け手摂取される一方、

それが偏見だという情報アクセスする手段が用意されていない。

NHKのこの態度は言い換えると

「これが本当かは気になる方は自分で調べてやー。ワシは当時の少年インタビューをそのまま発信しただけやから後は知らんけど。」

って言ってるのに等しい。

先も言ったようにNHK一般の人々よりもはるかに信頼されていて権威がある。

その権威がこんな態度を取るとどうなるか?

それは今ツイッターで起きてる混乱を見ればわかる。

ひろしまタイムラインのやり方は、一方的見方に加担しとるって言われても仕方ない迂闊な仕事やと思う。

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