2020-08-12

旅館の夕飯

https://twitter.com/k_yorikane/status/1292790568347557888?s=19

炎上覚悟、と言うほどの勇気も無いので書き逃げ

母子家庭になった母と僕の遅い夕飯(たいてい22時以降)は、母親が勤める旅館で出され客が手をつけなかった夕飯の余りだった。

後片付けの際に、洗い場のおばあちゃんたちが、旅館仲居さんたち、独身板前さんたちのために、処分される前のお膳から手付かずの料理を避けといてくれると聞いて、なんとも複雑な気分ながらありがたくいただいたものだった。

たいてい冷たい白飯エビ以外の揚げ物や乾いた焼き物などだったけど、たまには自分たち暮らしの中では見ることの無い手の込んだ何か(大きなエビ焼き物や乾いた刺身、肉をどうにかしたやつ)にもありつくことができて、そんな日は母も嬉しそうに自分にだけくれて、後は漬物など齧りながらビールをあおっていた。

豪勢な料理が自慢の宿だったから、「こんなに食べきれないほどの料理を出さなくても」と子供ながらに思っていたし、今回話題になったtweet意図理解できる。

でもまぁ、今日もたぶんあの頃の僕ら母子みたいな家では遅い時間残飯で日々を食いつないでいる家庭があって、それはそれなりの(深夜だけど)幸せ食卓があることは増田たちが別に知らなくても理解しなくても良い話。

ビュッフェも残りは無駄の無いよう社食従業員たちでありがたくいただいておりますが、何しろお客さん来ないと私たちお腹空いちゃいますどころか雇用問題になってしまうので、できる限りの衛生対策してるのでどんどんトラベルして欲しい所存。

  • 今の御時世、客の残り物に手を付けるというのは怖くてできないね

  • 昔なら何も気にしなかったけど今残り物食うのは気がひけるな もっともこの炎上した奴は身の丈に合った旅行をしてなかっただけなんだけど

記事への反応(ブックマークコメント)

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