安楽死の選択を実質認めない(ガイドラインが無い)のに、終末期医療の中止を認めるのは、両方とも死期を早める点で同じ行為なのだから、合理性が無いように感じる。
人間の生命に対する価値観を揃えるなら、両方禁止か両方容認しかないと思うのだが、自分以外の「安楽死反対派」は、終末期医療についてどう考えているのだろうと思って、この増田を書いた。
もし終末期医療中止にも反対してくれるなら、それを国民的合意にするため、「反対派」は「賛成派」ともっと積極的に議論すべきではないのだろうか。
個人的にはどちらも禁止すべきだと思うので、終末期医療中止を絡めた安楽死賛否の議論を行うことには積極的なのだが、「反対派」は議論すること自体をタブー視してる気がする。
安楽死には反対だが、終末期医療中止を容認する人や、うやむやに両者の矛盾を看過する人が居るとしたら、それが「反対派」だとしても純粋に疑問を感じる。
というか、そもそも、安楽死が慣習的に成されないという現状はまだ不十分だと認識している。安楽死の「4要件」解釈を覆して、ちゃんと法律的に明確に禁止するところまで持っていくべきだ。
そうしないと、今回の件だって、安楽死実行を理由に無罪になる可能性があるかもしれないのだ。「反対派」はそこまで踏み込んで初めて勝利を掴みとったと言える。
そういう意味でも、安楽死の議論をタブー視せず、私達の持つ正論で、今回の件で打撃を受けた「賛成派」をこの機会に完全に捩じ伏せるべきだ。
たしかに、反対派なら終末期医療の問題も取り上げるべきだよな。 安楽死が親族等の圧力で本人の意志と関係なく行われる可能性があると言う奴は、終末期医療中止が本人の意志で本当...
麻薬をどんどん投与して殺人のリスクなく平和に終わる方法がある 数日かけて眠るように死ねるのに直ちに殺害する必要はなんだ?証拠隠滅か?遺産か?
いや、私は安楽死も、「麻薬をどんどん投与して殺人のリスクなく平和に終わる方法」も反対の立場。 安楽死には反対なのに、後者に賛成する人間は、正直支離滅裂で「反対派」として...
逆に、安楽死「法制化」(禁止する方の法制化ね)のまたとないチャンスではあるんだよな。 議論を仕掛けるなら、たしかにココだなって気はする。