美術手帳とかの記事をたまに読んでると、作品の解説にここまで遠回しで難しい言葉使うんだってくらいよくわからんこと書いてあって、芸術がわかる(解説できる?)人は語彙力があって知識量も豊富なんだなぁといつも感心する。
自分も、興味のある展示があったときは美術館とかアートイベントにいくんだけど(正味一年に数回)、周りに浮かないようにえりなしの白シャツ着て、いつもはかけない眼鏡かけて、観賞慣れしてる人を演じたりするけど、浮かぶ感想はごくごく単純なものだ。
でっけー!描くの大変だっただろうなぁ、書き込みすげー!
なんかぽやんとしてて曖昧な感じが逆にええ感じやなぁ〜きれいや〜
なんだこれよくわかんね〜な、タイトルみても結局よくわかんね〜な。これ評価してる人もほんとに意味わかってんのか
(からくり系の展示を見て)
ルンバに劣る無駄しかない動き、これを作ろうと思った根性がすげえ!
(裸の彫像をみて)
えろくはないなぁ。立体物とか彫刻って、平面より見るの楽しいなぁ
こんな感じだ。小学生並みの感想だと我ながら思う。基本観に行った後の総評は、
うん!おもしろかった!
今回はいまいちだった。
綺麗だった。
『ブルーピリオド』読むと、作る側は自分が作品に込めた意図をちゃんと言語化できる人ばっかりみたいだ。 だから、作る側が今度評する側に回ったときも、アートを言葉で説明する行...
完成度は芸術性とは関係しない。だからルンバに劣ることは恥ではない。とは思うのだが、その一方で回転する針金みたいなカス人工物を展示に踏み切った勇気はとてもすごいと思うの...
増田が難しいと思うような語りができるぐらいよく考えないと、増田がすげー!と思うようなものはできない。 しかし一方で、芸術の価値は、増田がすげー!と思うことにこそあって...
芸術の楽しみ方ってそんなもんでは? すっげ!くらいの気軽さで。
それは理論的な勉強してないからだよ 勉強すれば語れるようになると同時に語れない部分についてもわかるようになる そして自分でも作りたくなってくる でも正直あまりおすすめしな...