まあどこにでもあるよな。
この間の某技術系のサミットで「礼節を持ったコミュニケーションを行って、不確実性が高い物事について活発に意見交換できるようなチームにしよう」みたいなセッションに参加した。この要約が正しいかはわからないけど、まあそんな感じのセッション。
内容についてすごく納得したので、社内でシェアした。
いろんな人から反応があったけど、一番届いてほしい人に届いていないようで「まあそうだよな」と思った。
高圧的なコミュニケーションやネゴシエーション、相手を否定するための質問といった、問題の塊の人がいる。
社歴が長いのと、相手にすると面倒(粘着質)なので、誰もが相手にしないようにしている。
そんな先輩と仕事をしなくてはならないのだけれど、言っちゃ悪いが知識がなさすぎるので、こちらが説明しなくちゃいけないことが多い。
説明して、状況を整理して、だからこうした方がいいと思うんですよね、と説明すると「それは違う」と反論してくる。なぜその反論が出るかは説明されるまでもなく、先輩の知識の幅じゃそういう判断になるよな、と思って、先回りしてその芽を摘んでも、全く同じ話を五倍くらい時間をかけて説明される。そして説教される。まったくもって無駄な時間だと思う。上手く反論しないと、人格否定が始まる。下手すると1時間弱その話を聞かなくちゃならなくなる。
そんな感じの人なので、周りが疲弊して、とうとうチームを追い出された。
ケド結局、やることが無いからなのか、やたら絡まれる。なるべく鉢合わないように気を遣ってる。トイレ行くときに今どこにいるか確認するか、とか。
そんな風に嫌な思いをしてきたのもあって、このセッションに参加した。
でもそう、「嫌な思いをした」ことがあったり「チームの運用について考える立場」の人以外、この話題に興味を持たない。こういう話って多いよなって思う。
セクハラ当事者の方が、セクハラについて疎いし、臭い人は人の匂いにも疎い。周りがどんなに「こういう風に気を付けましょう」って言っても、一番気を付けてほしい人に届かない。