2020-02-14

興味のある人しか情報アクセスしない話

まあどこにでもあるよな。

この間の某技術系のサミットで「礼節を持ったコミュニケーションを行って、不確実性が高い物事について活発に意見交換できるようなチームにしよう」みたいなセッションに参加した。この要約が正しいかはわからないけど、まあそんな感じのセッション

内容についてすごく納得したので、社内でシェアした。

いろんな人から反応があったけど、一番届いてほしい人に届いていないようで「まあそうだよな」と思った。

  

高圧的なコミュニケーションネゴシエーション相手否定するための質問といった、問題の塊の人がいる。

社歴が長いのと、相手にすると面倒(粘着質)なので、誰もが相手にしないようにしている。

そんな先輩と仕事をしなくてはならないのだけれど、言っちゃ悪いが知識がなさすぎるので、こちらが説明しなくちゃいけないことが多い。

説明して、状況を整理して、だからこうした方がいいと思うんですよね、と説明すると「それは違う」と反論してくる。なぜその反論が出るかは説明されるまでもなく、先輩の知識の幅じゃそういう判断になるよな、と思って、先回りしてその芽を摘んでも、全く同じ話を五倍くらい時間をかけて説明される。そして説教される。まったくもって無駄時間だと思う。上手く反論しないと、人格否定が始まる。下手すると1時間弱その話を聞かなくちゃならなくなる。

そんな感じの人なので、周りが疲弊して、とうとうチームを追い出された。

ケド結局、やることが無いからなのか、やたら絡まれる。なるべく鉢合わないように気を遣ってる。トイレ行くときに今どこにいるか確認するか、とか。

心理的安全性なんて言葉を、あの人はしらないと思う。

  

そんな風に嫌な思いをしてきたのもあって、このセッションに参加した。

でもそう、「嫌な思いをした」ことがあったり「チームの運用について考える立場」の人以外、この話題に興味を持たない。こういう話って多いよなって思う。

セクハラ当事者の方が、セクハラについて疎いし、臭い人は人の匂いにも疎い。周りがどんなに「こういう風に気を付けましょう」って言っても、一番気を付けてほしい人に届かない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん