映画としては面白くない、はっきり言って凡作で駄作ではないけど傑作でもない。
主人公はKKOでインセル、主人公の主観で人生の閉塞感や病んでいき自暴自棄になっていく流れが淡々と描写されていく、この閉塞感はかなりリアリティがあって見ていて苦しくなる。
世界中で問題になっている「無敵の人」や「インセル」が非常にタイムリーで社会情勢を表してるということで高評価なんじゃないかと思う。
あとTwitterやインスタならまだしもIMDBとかに感想書く映画オタクはKKOも多いだろうから、そういう共感出来る層には無慈悲に突き刺さる内容で、そういった理由もあり映画の出来に対して過剰なり高評価なのではないかなと思った。
映画としては面白くないが、内容は現実社会に突き刺さってるから、ムーブメントになって社会福祉の重要性が更に周知されて、メンタルヘルスが必要な貧困層や社会から隔絶された人にも必要な治療が受けられるようになっていくと良いなと思ったけど、そこまで面白くないからムーブメントにはならない気がする。
陰キャやインテリの友達とあーだこーだと話をするにはいい映画だが、彼女と見に行ったりする映画ではないことは確か。
映画の内容じゃないけど、JOKERの開場の前にプリキュアが開場していて、プリキュア好きの男の子みたいなのもいて、自分が子供だった20数年前には考えられないことだなと思った。
彼女と見に行ったりする映画ではないから凡作です。
1行目からきもい