昔は製品の完成とか納期とか、明確な「終わり」があったからそこで(延焼するものがなくなったため)鎮火したのかもしれないけど、
昨今はサービスとしてずっと続いているから、やり方間違ったプロジェクト(サービス)はずっと炎上してる。
途中でまともな進行に戻そうとしても、すでに残業前提のスケジュールが切られていたり、メンバー-が疲弊してて現状維持が精一杯だったりして、
最初からきちんとやるより格段に難易度が上がっていて鎮火は実質無理みたいになる。
加えて目に見えてわかるのは売り上げがだんだん芳しくなくなることと開発スケジュールが遅延すること、不具合発生率が上昇することだから
トップの人間にそういうことを理解する頭がないとなんでもかんでも現場のせいにしてピーピーいうだけのイージーなお仕事して、余計疲弊するって負のループになるだけなんだよね。
逆にこのあたりちゃんと抑えた人が陣頭指揮とれば鎮火する可能性はあるんだけど、それは一時的にでもスケジュールの遅延を許すわけだから、その人の評価が(政治的に)下がっておしまい。
(そういう人ややり方がちゃんと評価されるところでは、そもそも炎上しないだろうしって思うからね。昨今)
ちゃんと普通にやれば普通に利益が出るようなサービスでも、その利益を(機会損失込みで)炎上が食い潰していって立ちゆかなくなるのは勿体なさを感じるし、
現場の人は努力して支えている(それが燃料になってるんだけど)からそういう面でもつらさを感じるんだけど、燃え尽きたらサービスクローズするのが世のためなんだろうな。