話のテンションも合うし、食事の好みや音楽の趣味も合う。初対面から一緒にいて良い意味で緊張感が無く、大変居心地は良かった。
しばらくしたある日、いつものように一緒にお酒を飲んだ帰り道で告白をされた。
とても嬉しかったのだが私は相手に対して一切の恋愛感情が無かった。
好きでも嫌いでもない「普通」という感覚で、恋も愛も性欲も一切沸いていない。その代わり不満も無い。
誰かが言っていた、「恋愛感情があまり無い方がカップルは上手くいく」を思い出した。
恋愛感情があると相手の嫌な部分に幻滅して減点方式になってしまうが、初めから恋愛感情がなければ減点もクソもないってことらしい。
「人に見られちゃうよ」と拒んだ。
それから手を繋がれた。嫌ではなかったのでそのまま駅へ向かった。
数カ月後、デートを重ね1度のキスと2回手を繋いだ以上のことは無く自然消滅となった。
相変わらず恋も愛も性欲も沸かず、何度会っても無の感情が広がるばかりであった。
ただ1度のキスも(また拒んだら流石に可哀想だな)という感情で受け入れた。キス後も虚無。
付き合う内に何かしらの感情が湧くかと思ったのだがそう上手くはいかないようだ。
相手も何かを察したのだろうか、LINEの返信が段々そっけなくなったのだがそれに対しても怒りさえ沸かなかった。
以上
そもそも素の自分を出してないなら、付き合ってないじゃん。 言葉通り接待だな。 それで「恋愛感情がない」って言われても。
きも
きもとさーんw
タイトルと総括がおかしい。 「恋愛感情のわかない相手と交際して案の定別れた人間」が正しい。 そんなん当たり前じゃんとしか思わない。以上、感想。