特に仕事で、忙しくてなかなかつかまらない人と話さないと仕事が進まないパターンが面倒くさい。極力しゃべらずに済ませたいので、書類に付箋を貼って「○○お願いします」みたいな連絡方法を愛用している。が、急ぎの案件でそのやり方だと相手がそのメモを見るタイミングが遅くなったりして上司に叱られる。上司の言ってることが正しいのは分かるけど、面倒なことはやりたくない病なので、結局誤りは繰り返される。
雑談も苦手。一部の話しやすい人には細かい家庭の事情までしゃべってしまうのに、そうでない人とは最寄り駅から職場まで(約徒歩10分)会話を持たせる自信がない。
そういう自信のなさは何となく伝わるのか、職場の同僚などは仕事帰りに私の姿を見かけると、いかにも急いでいる感じで「お疲れさまで~す!」と走り去って行ったりする。そして私を追い越しただいぶ後でゆっくり自分のペースで歩き始める。
それだから職場などで新しく友達を作るなんて困難至極だ。業務上しゃべらないといけないことは最低限しゃべるけど、なかなか雑談とかはできない。たまにパーソナルスペースの感覚が壊れた人が私に悩みごとを相談してきたりするが、大して親しくもなく、かつコミュ障の私に相談を持ちかけるのが間違っていると思う。
もはや立派なおばさんと言うしかない歳で、定年までの10年そこらをこうやって過ごしていくことを思うとぞっとする。もっと沢山貯金があったら、給料が安くてもひたすら黙って単純作業をすれば済むような仕事がしたい。
うちの会社には早期退職の制度があるのでそれに乗っかる道もあるけれど、賃貸用物件を持っていて、自動的にお金が入ってくるのでもない限り、完全に仕事を辞めるのは難しいだろう。早く悠々自適の生活がしたい。やってみると退屈だったりするかも知れないけどね。