2019-06-30

動物権利ってなんだろう?

かくいう俺もヴィーガンだけど、

私たち人権があるように、動物たちにも生きる権利があります!」

と叫ぶ動画をみて思った。

「いや、動物権利はないだろ」

と。

そもそも、ヒトにだって人権というものがあるか怪しい。

人権は目に見えるものではないし、目には見えなくてもたしか存在する自然法則のようなものじゃない。

自然法則は、学者がどんなに否定しようと、信じようと信じまいと、それでも地球は回っている、という事実は変わらない。

人権はそうじゃない。

皆が信じるから存在するだけで、皆が信じなくなったらなくなる、蜃気楼のようなものだ。

そういう意味じゃ、動物権利はあるといえばあるし、ないといえばない、つまり皆が信じるかどうかというものしかない。

それ以前の問題として、動物権利という概念適用してよいものなのか?

動物は「権利」とか「義務」とか「自由」とか「平等」とか、そういうことを理解して生きてるのか?

鳥が空を飛ぶのは空を飛ぶ権利があるからでも、空を飛ぶ義務があるからでもない。

ヒト以外の動物の行動規範は、可能不可能しかない。

鳥は、身体構造上飛べるから飛ぶのだ。

たとえイヌのように社会性のある動物でさえ、「禁止」は理解できても、「権利」や「義務」は理解できるとは思えない。

動物権利」を論ずるくらいなら、「コンピュータ権利」のほうがまだ現実的でピンとくる。

HDDフォーマットコンピュータ権利侵害してる!」

って話以下だ。

動物権利なんてものは。

ただ、「動物権利」なんていうパワーワードではなく、「(人間には)動物庇護する義務がある」という意見ならまあ概ねわからんでもない。

  • 動物には生きようとする意志(本能?)があるから、それを尊重しよう、という主張なら分かる そして究極的には生きる目的は子孫を残すことであり、牧場では種を保存している つまり肉...

  • 誰でも知ってる事をドヤ顔で語る低知能Fラン

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