保険会社のエリート4000人を介護系の会社に送り込むらしい。
介護系の仕事を軽視する話を見るたびに、俺は介護は絶対誰にでもできる仕事じゃない。って思っていた。
今でもそれは思っている。でも最近、自分の中で矛先が自分に向かってきてきつい。
こんな賃金で介護をやらせるのはおかしいだろって思って転職活動をしてみたんだわ。
切羽詰まっているわけでもないから、条件が良くて賃金が今より上がりそうな会社に絞ってね。
ちな年収は300中盤くらい。業界トップとは言わないまでも資格ブーストもあって地元の同業よりは多分多いほうだと思う。
人抱えてるから力はあるし毎日コミュニケーションとってるから多分接客もできるけど、
そろそろ体力的にきついしできればデスクワーク系のを受けていたんだ。ITとかね。
でも近所で資格なし未経験OKのデスクワークは厳しいらしく全落した。
東京行けばあるのかもしれないけど、事情があって地元というか実家をはなれられない。
ここ10年位、俺は介護を極めてきた(めっちゃすごい人にはもちろんかなわないが…)
介護は誰にでもできる仕事じゃないけど、俺は他の仕事ができないから介護をもう少し続けることにしたよ。
そりゃうちの会社も賃金上げるわけないよな…転職しようとしてみて初めてわかったわ。
というか、最初に介護の仕事に着いたときも、受かった中では一番条件が良かったの思い出したわ。
介護業界のみんな、俺が「こんな給与でこんなきつい仕事やってられっか!キラキラIT企業で働いてやるぜ!!」と叫んでやめれば多少賃金が上がったかもしれないが俺にはそれができなかった。すまん。
IT業界のみんな、専門的なこと勉強して狭き門をくぐり抜けてたんやな。パソコンで金が稼げるなんて楽だろって思ってたけどそれはさすがになめてたわ。すまん。