2019-06-09

Googleは各社の研究開発費を取れるのでエンジニア待遇がいいのではないか

BERTのような処理が重たいものを発表すれば、計算能力必要クラウドを使うか

となり、Googleにとってメリットだ。

実際のビジネスで使えるかどうかは、使えれば良いがといった感じではないか


普通企業博士を持て余すのは、

  1. それまでの研究室環境が違う。使える装置ややり方が異なる
  2. 研究室で考えてきた課題と異なる。もしくは課題自体が明確でない
  3. アウトプットがすぐにお金に変わらない

あたりだと思うが、

Google場合

  1. 研究室の時点でクラウドを使っていれば、最低限社内の環境と違いは少ない。(社内だけの環境は山程あるが)
  2. 計算機をたくさん使えば性能が上がるというのを示せれば、広告として使える

あたりに違いがあるのではなかろうか。



国を挙げてAIを推進しているが、どうも悪手に思えてきた。

  1. Google必要計算能力が高ければ高いほど良いが、現実課題を解くときにはコストアップしか繋がらない。
  2. Google産業問題が解けるかどうかは関係なく、各社の研究開発費が取れれば売上が伸ばせる。
  3. クラウドではなく、単独ワークステーションが増えたとしても、CPUその他でアメリカお金流れる
  4. 現実データはかなりノイジー



政府機関資料をいくつか見たが、国としてAIエンジニアは欲しいが、その基盤となる計算機やソフトに関しては無関心なのが気になっている。

国内FOCUSスパコンが1ノード100円なのだが、利用拡大しようというわけでもなさそうだ。

(もちろんFOCUS管理団体AIにも使って欲しいとセミナーを開催している)


  • 日本の税制だと、研究開発は減価償却する資産 アメリカだと資産じゃなくて費用 税金的に企業は研究したほうが得

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