2019-06-06

自動運転個人趣味しか広がらない

Amazonが自前で物流やるってニュースで気づいたのだが、Amazonは「自動化できそうなオペレーションをわざと自動化しない場合がある企業」なんだよな。例えば倉庫作業とか。

物流個人事業主ドライバーに時給2000円で発注する。これは諸経費込みの額だから実際は最低賃金と同等かそれ未満だろう。しか事故や遅配起こした場合ドライバー責任を負わされるという素晴らしい搾取モデル

これで気づいたが、今いろんな企業研究開発に勤しんでる「自動運転」は、実用化されてもあまり広がらない、せいぜい個人趣味程度にしかならないだろうと。

なぜなら、自動運転事故を起こした場合責任追及が難しくなるからだ。

ソフトウェアバグかも知れないし、車のハード的な故障かも知れないし、ドライバーが無茶な操作をしたからかも知れない。

それを証明するのは困難だし、特に前者の場合百戦錬磨自動車メーカー相手訴訟しなければならなくなる。

個人趣味自動運転車に乗ってたのなら勝手泣き寝入りしろボケ!だが、企業自動運転車をビジネスに使うにあたり、こういうリスクは呑めない。

それなら、個人事業主ドライバー自身保有する車を使わせて、事故ったら全責任ドライバーに負わせるほうがはるかリスクが低い。

からAmazon物流自動化しないのだ。この流れは他の企業追随するはずだ。

から自動運転は今の世の中の期待程には普及しないだろう。

  • 買い切りにはならんと思うよ。絶対、サブスクリプション型になると思うな。自動運転使用料みたいな形で。 で、その自動運転使用料が保険としての役割を果たし、万が一の時の事故の...

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