自分で決めなきゃいけないことが増えるとそれだけ疲れが貯まる。
だから課長は係長よりも給料が100万ぐらい多いし部長は200万ぐらい多い。
安易に「学校に行かないという選択もある」と提示するのは相手の悩む対象を増やすだけ。
オートマの車をうまく運転できない人に「マニュアル車を使う手もあるよ?」って提案するようなものだ。
学校に行くのは大前提であり、その中でどうするかを悩んだほうがいい。
それでまともな対処法が浮かばなくなって始めて不登校から始まる選択肢を選ぶべきだ。
登校や宿題すら不要になれば毎日10時間近い可処分時間が与えられ、それを十二分に活かさなければ経歴に巨大な空白が生まれただけで終わる。
それをどう使うかを選ぶことにはかなりのエネルギーが必要になり、その選択肢は膨大だ。
それを扱い切るのは簡単ではないだろう。
とりあえず学校に行っておき、学校の中でなんとかする方法を考えるべきだ。
そして、それでも無理なら「辞めたあとにどうするかを考えてから辞めるべき」である。
とりあえずで辞めていいものではないものを、とりあえずで辞めることを推奨するべきではない。
まあそもそもの話、こういった話してる連中って子供が「学校やめるっていう手もある」って事にすら気づいてない前提でしゃべるよね。
んなわけねーだろ。
信じられないレベルのバカを想定して、そいつに説教する設定で気持ちよくなるってやべえよ。
ポルノじゃん。