今までもプログラミングはやっていたのだが、ハッカソン等に行くような友人もほとんどいなかったし
「自分なんかが行ってもいいのか?」と思っていたので参加経験はなかった。
まあでもTwitterとかでよく見るエンジニア界隈にあこがれも持っていたりで、コミュ障ながら勇気を出して初めて参加してみた。
それで、イベントに関しては全体的に楽しんで終われたのだけど、少しだけ引っかかる出来事があった。
ハッカソンに参加したことがある人はわかると思うけどイベントの最後には
その時に自分たちのチームで聞かれたのが、作品で利用したデータはどのようにして集めたのか、ということ。
今回は時間がなかったのでスクレイピングなどを使用せずに手動で検索してデータを入力した。とチームメイトが回答をした。
すると、返答が
「手打ちかよ!!www」
周囲は爆笑。
チームメイトも応えるように申し訳程度に笑って返したのだが、自分は愛想笑いもできなかった。
今考えてみれば発言の意図はわかる、その方なりに我々をイジってくれたのだろう。
ただ、なまじ技術者としての矜持()だけは持っていて、かつエンジニア界隈への参加経験の浅い
自分には「自分よりも技術力の低いエンジニアを馬鹿にした」ように聞こえた。
あぁ、そうか。
ネット上でROMって見ていた楽しそうなエンジニアのコミュニティも実際こういうものなのか。
技術の低い人間は馬鹿にされてもいいような風潮なんだ。みんな「その程度の技術力で来るなよ」って思ってるんだろうな。
とかいろいろ考えた。
もう一度書くが、その発言は単なるイジり程度の返しだと今では心得ている。
それでも、なにか悲しいものは心に残っている。
この悔しい気持ちをバネにする。
自分はへこたれたない。こんなことでエンジニアのコミュニティというものを嫌いになったりしない。
こんなことで「技術を身に着けること」を嫌いになったりしない。