2019-03-24

おっさんエッセイ

何年か経って、そうかあれはそう言うことだったんだなと気付かされる時がある。

ある日、家に帰ると父と母が口喧嘩をしていた。

ほぼ毎日の事なので気にとめなかったのだが、

父がうるせぇええ!! と声を張り上げて家を出て行ってしまたことがあった。

普段、父はあまり喋るタイプではなく喋るとしてもテレビを見ながら文句をボソボソという程度だった。いつも死んだ目をしていた父、無気力テレビを見続けていた父。

そんな父が突然家出したので、私は少し心配になり家の周りを探しているとすぐ近くの公園トイレで鏡を見ながら父がすすり泣いていた。

正直 その時びっくりして見てはいけないものを見た気がして直ぐに家に戻った。

大の大人が情けないな〜

ほんと駄目だな うちの父親って

とあの頃は本気で思っていた。



私は今年40になる。

当時の父に一言言うなら、

大変だよなぁって背中を摩ってあげたい

父親ってだけでプレッシャー

責任押し付けられるもんな

他にやりたいことあっただろうし、稼いだ金も自由に使いたかっただろうに。

いつもの死んだような目は実は訴えかけてたんだよな。

しかし父である以上弱音は吐けない。

不器用で根っこは真面目の男を家族みんなで支えるべきだったね

今はそう思います

親父 尊敬してます。立派です。

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