2019-02-28

保育士は、仕事作法流儀人格に結び付きやす職業

保育と育児は、作業内容は似ているが、仕事プライベートで「場」が違う。

自分のされてきた育児環境は、基本的な「保育学」で「正しい」とされるものと差がある場合がある。

具体的な例として、体罰現代ではNGだが、数十年前の家庭では一般的に行われてきたので、

そのような環境で育った保育士が、悪評価には罰を与えることを「良い保育」と感じてしまバイアスがかかりやすい。

また、「先生」と呼ばれるような、人を指導する立場への根強い社会的信頼感(偏見とも)があるため、

集団を律することに重点を置きすぎ、本来目的であるはずの個々を尊重する支援優先順位が下がってしまやすい。

具体的には、「ほら早く着替えて」「みんなが出来ているのにどうしてできないの」などの、

一般に追いついていない未熟さや個性を、ともすれば悪いものと誤解されるような表現で、子ども支援しようとしてしまう。

人格に正しいものがないように、育児にも正しいものはない。しかし、子どもに携わる福祉職として、正しい保育はある。

子ども人権を守り、尊重されるべき人格の成長過程に寄り添う人的環境として、常に研鑽を積まなくてはならない。

そのためには、保育士同士が互いの人格尊重し合うような職場でなければならない。

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