俺の実家のお隣さんが白いラブラドールの花子(仮)という犬を飼ってた
犬猫は嫌いな俺の祖父が「花子は無害だからいいんだ」と妙に庇う
実際、たまに俺が帰省した時も花子はしっぽふりふり近づいてゴロンとお腹を見せて寝転がりお腹を撫でたら喜ぶ愛嬌のある子だった
その花子が、俺が結婚考えてる彼女を実家に連れてった時、俺宅と隣家の境で昼寝してた
彼女は犬好きだから花子の頭を撫でたら、なんと花子は歯を剥き出しにして気が狂ったように吠え出した
噛みつきはしないけど、彼女の周囲をぐるぐる飛びはねて唸り吠え続ける
飼い主であるお隣さんがビックリして連れてってくれて、その後は当たり障りなく俺家族と彼女で食事をして帰った
「花子があんな態度とるの初めて見たから心配。彼女のことよく調べてみたら」と連絡が来た
正直、隣の犬>>(越えられない壁)>>>俺彼女っていう感覚に愕然としたけど
祖父が「俺が金を出す。頼むから身元調査させろ」と何度も連絡してくるから任せた結果、彼女は日本人じゃなかった
カタギじゃない親類もいた
それを追求したら「プライバシーの侵害だ!」と激怒されたり別れないとすがられたりごたごた揉めたけど結局別れた
それから数年後、次の彼女を実家に連れてったら、彼女は犬が苦手なんだけど
よくよく読めば、彼女自身は何の罪もないだろ ひどいな。
犬を盲信する田舎の差別主義者のクソな話だった。