2018-11-30

神は死んだんじゃない、もともといなかったんだ

エホバの証人二世だった

まり熱心に活動していたわけではないけれど、真面目に信じていた。

はいると信じて疑っていなかったし、教団内で嫌な事があっても、「人間は不完全だから」と思って気にしないようにしていた。

とはいえ、ずっと違和感というか、形容のできないモヤモヤはずっとどこかにあったし、それは年々膨らんでいくばかりだった。

なぜ何十年も信仰している母親は他の信者悪口ばかり言っているのか

どうして父はいい歳をして急にキレるのか

そもそもなぜ両親は仲が悪いのか

噂話ばかりしている信者

いじめみたいなことをしている人も見かけたし

大学に行くと言っただけで色々な人から反対されたりもした

幸せな家庭生活」「人生の目的

エホバの証人になったら、こういったものが手に入ると小さいときから教えられてきたけれど

実際わたしの育った家庭はどこか歪んでいたし、人生の目的なんてずっと分からないまま

誕生日を祝ってもらえる他の子がすごく羨ましかった

信者ではない子は一年の決まった日にしかプレゼントがもらえないけれど、エホバの証人の子どもは理由なしにプレゼントをもらえます

みたいなニュアンスのことが教科書みたいな本に書かれていたが、誕生日クリスマスの代わりにプレゼントをもらったことなんて一度もない

宗教のせいで普通より貧乏だった

コートも買ってもらえなかった

塾も行けなかった

友達と遊ぶことも禁止

何もかも禁止禁止禁止

どうして今まで信じていたんだろう

せめて高校生ときに気付けていたら

いくら自分を責めてもどうしようもないけれど

やるせない

  • 自分よりは両親を責めた方がいいよ。 洗脳から抜け出せたのはそれだけで優秀な証だし、そんな詐欺集団に引っ掛かり、子供であるあなたを洗脳した両親はとうてい人とは言えないクズ...

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