新聞に、数学検定1級に最年少で合格した子のことが載っていた。11歳で
合格したんだとか…。数学検定1級といえば、大学教養レベルであり、合格率が
1割を切るという難関資格。とにかく凄いとしか言いようがない。
でも、もっと凄いなあ、と感じたのは、小1の時に、数学検定2級に合格した、と
いうこと。数学検定2級は高2レベルで、ベクトルや数列、複素数なども入っている。
この内容を小1で理解できた、ということが信じられない。
数学検定は1次試験が計算で、2次試験が記述式の問題になっている。百歩譲って
1次試験であれば、計算問題なので、公文なんかに通って訓練しまくったら合格できる可能性は
無くはないと思われるが、それでは2次試験には通らない。だって、2次試験は
問題の意味や数学的な概念をちゃんと理解しないと解けないようになっているから。
まず、小1だと、漢字が読めないのと、単語の意味が分からないのとで、問題文を読むこと
すら普通は不可能だろうし…。数学の能力だけでなく、一定の国語力も必要になってくる。
いったい、どうやってこの子は、そんな短期間の間に、数学力と国語力を磨いたんだろうか…。
何か、とてつもない才能を持ってるのではないか?と思う。
あと、これだけの能力を持ってたら、学校の授業がとてつもなくヒマそう。日本には