2018-10-29

ゲームのように仕事をこなす人々

私のやっている仕事は、毎年スケジュールパターンが決まっている。時々同業者勉強会みたいなのをやるんだけど、そうすると「今の時期にこなさないといけない仕事は○○と××で、3月が近づくと忙しくなってくるから、それより前に経理の処理を済ませておくのが良い」みたいな話になる。

私は今年初めてこの仕事をやるのと、元々ギリギリにならないと仕事に手を付けないタイプなので、仕事に手を付けてからその大変さに気付いてあっぷあっぷ状態になってしまったり、〆切に遅れまくって「申し訳ありませ~ん」などと言いながらメールや社内便を送ったりしている。

ベテランの人々の仕事ぶりを見ていると、そうやってパターンスケジュールの読める仕事を、いかに要領よくやり遂げて自分時間を上手く作るかに命を賭けているように見える。人によっては何十年もこの仕事をやっているそうだが、そういう人は本当にそこしか気合いを入れるところがないんだろうなと思う。

私もだいたい定時で帰宅してはいるが、勉強会に行くたびに「あ、あの仕事まだやってない」と真っ青になることが多い。ほとんど残業はしないで、やるべきことを全てこなしてかつ休みもしっかり取るのがこの業界のやり方らしい。

あ~私も早くみんなに追いつきたい。別に希望してこの仕事についた訳じゃないけど、早く片付ければ片付けるだけ好きなことに時間が使えるのだ。特に出世願望はないので、給料泥棒と言われない程度の必要最低限の仕事だけして、のんびりと生きていきたい。

いかに優秀と言われようとも、激務ポストばかりを渡り歩いて、毎日残業しまくり、終電タクシー当たり前みたいな働き方をしている人は全然羨ましくない。昔上司に「キミは自分に甘すぎる」と言われ、自分でもその通りだと思うけど、自分に厳しすぎてもそれで頑張り過ぎて倒れたりしたら会社は助けてくれないからね。働き過ぎの頑張り屋さんは本当に楽する手段研究して時々手を抜かないと倒れちゃうよ。

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