ほとんどの人は俺と同じように「自分が『悪い』から失敗した。失敗は自分の選択の結果だ」を選ぶものと思っていたけど、そうでもないのかなと最近思い始めた。
あくまで、失敗の原因を他人や環境のせいにできない場合限定で、自分の何が失敗を招いたのかと考える時の話ね。
仕事に失敗した理由は、楽しても儲けようとしたから、サボって給料だけもらおうとしたから。
あの子にフラれた理由はヤリたいだけで女性に対するリスペクトが足りなかったから。
こんな風に、自分が怠惰で強欲で好色な『悪人』であることは受け入れられるけど、自分が成功するための資質に決定的に欠けた『弱者』であるとは絶対に認めたくない。
単純に「自分には本気を努力すれば、真面目にやれば、誠実に振る舞えば成功できるポテンシャルがあるんだ」と信じたいからなのだろう。誰でもそうだろうと思ってた。
でも、実際に他人に質問してもると、どちらかと言えば「自分が『弱い』から」と考えるかなと答える人が多くて驚いた(自分の身の回りの狭い範囲)。
同僚や同業者と同じように仕事してて上手くいかないなら向いてないってことでしょ。自分が不真面目なわけじゃない。
フラれたら、相手の好みに合わなかったんだと諦めて次に行く。
といった運命論者のような感じの考え方。
失敗は自分が選んだ悪徳の結果で、悪徳を無くすように行動すれば次は成功できる。
それに、成功を追い求めずに悪人であることに居直る選択の自由もある。
自分はこう考えるし、こう考えないと生きていくの辛くない?
自己肯定感でググれ 教育の影響が大きい