2018-10-13

一人で生きていけるから結婚しないだけ

https://synodos.jp/society/19195

筒井 女性労働少子化についてですね。今まで、女性労働することは少子化につながるとか、つながらないとか、様々な議論があったと思います。以前は女性雇用されると子どもをあまりつくらなくなるというマイナス関係最近は逆にプラス関係があるのでは、と考えられています。これには一応、決着がついています

まり女性が外で働くと子どもは減りますしかシカゴ大学山口一男先生などの研究をみると、育休などの制度を充実させると、このマイナス効果が緩和されるという結果がでています

さらに、ここからはぼくの見方なんですが、先進国少子化を克服した国というのは、若い人の失業率が高くて苦労している国なんです。


岸 よく聞く話と逆ですね。少子化を止めるためには、若年者の雇用支援して結婚させると言われますし。


筒井 ヨーロッパの国をみると、若者が苦労しているときにも出生率回復しているんです。むしろ生活が苦しいから、若い男と女がくっつくんです。一人で生活していけないか同棲結婚する。しかもこのとき女性も働き続ける見込みがないと、カップルをつくらないし、さら子どもを作ろう、ということにはならない。

若年層を「一人暮らしできない程度に」低賃金にして、なおかつ女性男性賃金労働時間を等しくさせれば少子化問題は解決する。

今の日本は若年層の賃金が高すぎて、一人でも生活できてしまうから結婚したがらないんだ。

一人で生きていけるのならどこの国でも好き好んで結婚などしないということはわかった。

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