キズナアイ炎上は萌え絵イコール性的女性蔑視フェミニストポリコレ問題みたいな扱いをされてるが、
どちらかというと、ネットオタク文化とその流行に長い期間普段から親しんできた人間と、
ネットやオタク文化とその変遷に一切興味がなければ萌え絵自体触れる機会をほとんど持たなかった人達が、
NHKというターゲット層を絞らない国民認知の高いメディアと、同じように国際的認知度の高いノーベル賞という話題が
たまたまキズナアイを使用したことによって、普段からなんの接点も持たなかった文化圏の人たちを対立させてしまった構図に見える。
ネットに入り浸っていると、萌え絵なんかの表現には多様性があり、過剰に性的ではない萌え表現があることも常識!
と思いがちだが、普段からそういった文化の表現に興味がなければ、これからも興味を持つつもりもない人たちにとっては、
過剰な性的表現と捉えられてしまうこともあることが今回の件ではっきりしていると思う。
女性に限らず、性を取り巻く問題は今の時代ではまだまだ燃えやすいので
キズナアイは運悪く異なった文化圏の人たちをその線で刺激してしまったのかなと。
少なくともNHKとノーベル賞によって取り上げられなければ、こんなに炎上することはなかったと思う。
いずれにしても、表現と異文化理解のすれ違いみたいな印象があるので、オタク系文化はこれからどれだけネットにあまり興味を持たない層にも浸透していけるかが勝負だと思う。
ウェッブサイト限定なあたり接触ポイントについてはNHKも気を遣ってるんだよなー これまでネットに興味が無くて今もない人は見に来ないはずなんだから
えっ 放送で流れたんじゃないの?