よく新聞や雑誌でアンケート調査による「○○率」が使われます。
最近では、内閣の支持率がどうとか、安保法案に対しての支持・反対率がどうとか。
統計学を大学での専門として学んでいた者からすれば、「いい加減にしろ!」って言いたいのですね。
統計データってのは、考え方と調査の仕方などで、どうにでもなります。
期待する答えを導き出す方法を考えれば、そのような答えが出てきます。
とりわけ、アンケート調査なんてのは、無作為抽出といいながら、母集団のデータベースがどうなのかは細かく表示されません。
母集団になる数も1,000前後なんてのも多いので、これは信頼度に疑問が出ます。
ある程度の傾向を示すことはあることは分かりますが、それが「全体の意思を示している」とは言えません。
統計データは、少しいじれば、答えがどうにでもなるものでもあります。
恣意的にデータをいじれば、悪い結果も良い結果も出てしまうのです。
そんな統計データを利用して、「支持率が上がった、下がった」なんて話はバカバカしいにも程があるのです。
世論を誘導したい、って思えば、そのような記事とデータを使えばいい。
ただ、それだけです。
数字なんて信用していいものと、簡単に信用してはならないものがあります。
もう随分前から中立ではありませんね。椿事件なんてのもありますし。
さらに中立とは程遠くに位置していると言ったほうが良いのでしょうかね。
統計データには要注意です。
「率」で示されると、何となく「正しい」と思う、そういう心理をうまく突いているのです。
すべて疑って掛かるしかありません。
そういえばさ、「質問の仕方でどの答えを選ぶのか変わる」ってテレビでやってた気がする。
それを考えると、「意図的に統計結果をずらす」ことなんて簡単だと思うんだよね。
要は、統計なんてあてにならないって事。
[選択肢パターン1] 1.規則を曲げてまで無理な仕事をさせることはありませんが、仕事以外のことでは人のめんどうを見ません (12%) 2.時には規則を曲げて無理...
統計がアテにならないと言えど、個人の主観などよりよっぽどマシ 統計を否定できるのは別のより信頼できる統計だけ
統計がアテにならないと言えど、個人の主観などよりよっぽどマシ いや、統計があてにならないんだったら 主観を大量にあつめたほうがマシだろ。
主観を大量に(自分1人) 統計を否定できる位大量の主観もまた「統計」の一種なんですがそれは………
自分も似たことを思った。 「統計がアテにならないと言えど、個人の主観などよりよっぽどマシ」に批判的な言い方に見えるが、「主観を大量にあつめたほうがマシだろ。」だったら実...
質的統計と量的統計すら理解してないバカが納得しあってる感すこ