今日久しぶりに10時に出勤(正確には自営業の取引先)し、19時に退社した。
そして気がついてしまった。
人の心を殺していたのはこれだということに。
在宅勤務というやつだ。
会社に通わなくなってから、会社員時代は何に対しても無関心で感情を失っていたことに気がついた。
考えてみれば当たり前だった。
開業して家で自由に働くようになってからは、ふとした散歩など日々の日常で楽しいな、穏やかだなと感じることが増えてきた。
平日、仕事に飽きたら本を読んで休憩したり、人の少ないジムにいってリフレッシュしたり、新しいことの勉強にも意欲的に取り組めた。
だが10時に出社して19時まで会社に拘束、となると仕事するかぼーっと休憩するかだ。
何もできない。
時間に拘束され、拘束が解けたと思えばゴミのような人混みにもまれる。
ジムに行っても混んでいるし、散歩しようにもお日さまの光はとうに沈んでいる。
今日一日だけ再び通勤してみて、一瞬で心がしぼんでいくのを感じた。
毎日週5で決まった時間拘束されるために同じ場所に通うことが、どれだけ自分の心にダメージを与えてきたのかをとても痛感した。
これはうつ病になるわけだ。
こんなことを繰り返していたら本当になんのために生きているのかわからなくなる。