2018-05-27

DPZにおけるヨシダプロ記事からにじみ出る生活半径の狭さ

デイリーポータルZでいまだに記事執筆しているヨシダプロというライターがいる。

彼はもともとライターとして出発した人間ではなく、古くは「ヨシダプロムーページ」という、彼が描いたコミカルイラストを載せているホームページ管理人だった。

20年位前にネットをやっていた人間なら知っていた人も多いと思う。当時私も小学生だったが、間違いなく彼はネット上で上から数えた方が早い人気者であった。


そんな彼が、DPZ記事を書き始めた。バックナンバーを読む限り、2003年からだ。

http://portal.nifty.com/cs/writer/kijilist/110607144641/1.htm


当時からDPZも読んでいた私は嬉しかった。先ほども書いたが当時は小学生だったし、面白おかしマンガネットで読めるだけで感動していた。

次第に彼はマンガイラストだけでなく、他のDPZライターと同じような、検証企画系の記事も書き始めた。


そして、だんだん彼の記事を読むのが苦しくなってきた。

私の内面も成長や環境にしたがって変わっていく。彼のギャグセンスが私に響かなくなってくるのは、当然の変化だと思う。

だがそれよりも、彼の記事からにじみ出る生活半径の狭さが耐えがたくなってきたのだ。


上のURLを見てもらっても分かる通り、彼の記事はそのほとんどが


流行に便乗した記事」「家でパソコンの前だけで書ける記事」「飼っている犬の記事


で占められている。もう10年くらいずっとそうなのである


DPZの他のライターは、旅先で気になったことであったり、どこかに取材にいったり、技術を駆使してばかばかしいことをやってみたり、その人の生活好奇心前進していくさまが見える。

しかヨシダプロ記事にはそれがない。

絵も、生活も、視点も、何一つ変わっていない。


それが、いまだどこかで往年のインターネットヒーローであった彼の面影を見てしまう私にとって、とても残酷なのである

  • わかる あいつ非モテ陰キャクソオタの臭いがするんだよなあ 犬への執着もキモいし(犬じたいは可愛い)

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