読売新聞が、紙の新聞を購読していれば、+150円で電子版も読めるというサービスをやっていたので、加入してみた。新聞を購読しているのは親なので、自分は事実上月額150円だけで楽しめるのが良い。
初めは移動中のちょっと暇つぶし程度に……と考えていたが、いざ使ってみると紙面をスマホやタブレットで見れるってのは、思っている以上に有意義で気楽な暇つぶしになるってことに気が付いた。
例えば、ヤフーニュースなどネットのニュースを眺めていた場合、どうしてもどのニュースが面白いかということを探してしまい、つまらなさそうなニュースだとそもそも開かない。面白そうなニュースを見つけても、読み終えれば次を探すのも億劫だし、長文だと何ページにも分かれていて、いちいちタップなりクリックなりをするのも面倒になってくる。
それを思えば、紙面をそのまま読めるってのは、全体的に流し読みができるし、つまらなさそうなニュースでも、1クッション置かずに読めるから、とりあえず読んでみるかという気にはさせてくれる。ガチで興味がないなら、ちょろっと読んで次の記事を見ればいい。これらの流し読みがシームレスでできるってのが、想像以上に便利でいいんだ、これが。
本当に些細なことかもしれないけども、ネットニュースでも1クリックで他の記事が読めるとはいえ、その1クリックが結構心理的な障壁になってる、ということを紙面で読むようになって、ふと思った。読み込み時間もかかるし、つまらん内容だったらどうしよう……というのもある程度、無意識で考えていたのかも。
ちなみにこの電子版のサービスは、新聞の紙面がそのままブラウザ上で読めるサービスの他に、読売新聞の会員専用のニュースサイトも見れる。150円とはいえ、一応金を払っているわけだから、広告もないし(スマホ版では下に1つだけあるが)、長いニュースでも複数ページの分割もないし、ビックリするくらい快適でよかった。無料のものを使ってイライラを貯めるくらいなら、ちょっとばかり金を払って快適に使用するってのも、案外悪くないんじゃないかと思うところ。