結婚の話題ではよく盛り上がるはてな界隈でもちゃんと共感できるものはあまりないものだなと思ったので自分の例を書いてみる。
結婚には興味がある。家庭を作り自分の家族と過ごすというのは何だか楽しそうだ。いろいろな発見もありそうで知的好奇心もくすぐられる。
ただそもそもそんなにもてるタイプではないので自分で取りに行かないと手に入りそうではない。
逆に自分で取りに行けば満足できるものが手に入りそうではある。自分のスペック等考え併せてもがんばれば何とかいけそうだ。コミニケーションが主体の仕事なので何となくわかるのである。
例えば、あなたは自転車にあまり興味がないとする。でも結婚するためにはなぜか自転車をがんばらないといけないとする。
自転車のパーツや海外ブランドについての知識も身につけなくてはいけないし、その知識を更新していかないといけない。毎週ツーリングにいかないといけない。ツーリングをしてみれば楽しいんだけど、そもそもメカにもアウトドアにもスポーツにもそこまで熱心になれない。
そういう人が「結婚に興味がある」程度の情熱を元手に自転車をがんばるだろうか。大半の人ができないなんじゃないだろうか。
あと、自分はけっこう達観しているところがあって、どんな人生でも特に後悔することなくいい人生だったと思って死んでいける自信がある。
すでに自分の人生に満足しているのかもしれない。ずっとやってみたかった海外生活や起業も始めたし、そこそこ順調で見通しもそんなに暗くないのだ。
というわけで結婚に興味はあるものの全然情熱がわいてこない。でも存在感が大きすぎで無視しきれるものでもない。気になる。
自分にとって、好きだと思える気の合う子を見つけて捕まえるというのはよほど運がよくないと簡単なことではないと思う。ただかわいいだけの子と結婚したいと思えるほど若くもない。そんな中でそのプロセスに対する情熱と結果得られるものへの興味が乖離しすぎていてすごく困る、という感じ。
わかってもらえるだろうか。