2018-04-05

SIでは枕営業がない理由

Web業界では枕営業がたまにあると聞く。一方で、対立する関係にあるSI世界では枕営業を聞いたことがない。

理由を考えてみた。

1.決定権を持つステークホルダーに、枕営業が出来る年代営業が直接接触出来ない

SI世界では、決定権を持つステークホルダーはだいたい客側の部長クラス以上だ。そういう人にSIerの若い女性営業が直接接触出来る機会はまずない。客側の部長にはSIerの部長クラスが直接接触する。

触手段は、せいぜい宴会ゴルフコンペだ。その中で他所会社か何処かから若いチャンネーを調達して客にあれやこれやはあるかも知れないが、少なくとも営業社員自身枕営業することはない。営業としてやることは、イベントのセッティングだけである

2.ステークホルダーが多数居るため、特定個人枕営業しても意味がない

SIだと客側のステークホルダーはまず複数人居る。大規模案件だと5人以上になることはザラだ。そんなに枕営業に力を掛けられない。特定個人攻略すれば良い個人保険や薬の枕営業との違いはここにもある。

枕営業したくない女性の方は、SIerの営業職の門を叩いてみてはどうだろうか。IT知識はあまり要らないし(対象業界知識は要るが)、エンジニアと違って土日深夜に呼び出し食らうことはないし、何より構造枕営業があり得ない。そして客は男ばかりなので見た目が良くなくてもちやほやされるし、産休を取っても続けられる。実際、増田観測範囲では女性営業が年々増えている。

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