ググって。
でね、それがね、すごくね、うすっぺらいの。
現象の上っ面、「社会」「役割」っていう固定された視点からの眼差し、
なんだこれと思ってググったら、
あのね、男の40歳ってね、
生き物としての老いを実感して、
それに混乱して抗おうとする年齢なの。
なんか太る、健康診断に引っかかる、
腰が痛い、腕が上がらない、
ちんちん勃たない、涙もろくなる、
脂が食えない、すぐ疲れる、徹夜できない、
ひとまず戸惑って受け入れらずにいる年齢なの。
大人になりたい/なりたくないの悩みと似たような、
いわば第二の思春期なの。
そんなもんは若かりし頃の各年代にもそれぞれ別の形であったわけで、
それを乗り越えられないのはつまり、
オスという生き物としての自信が揺らいでるからなの。
そういうこの年代ならではの危機・葛藤を、昔の人はちゃんと知ってるよね。
「厄年」と言ってきた。
小じわとかさ。肌の張りとかさ。おっぱい垂れたとかさ、
男にちやほやされなくなったとかさ。
まあそれはどうでもいいや。