https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201711/0010729670.shtml
兵庫県西宮市は13日、兵庫県迷惑防止条例違反の罪で罰金刑を受けた健康福祉局の女性係長(40)と、
勤務中にこの女性係長とみだらな行為を繰り返し職務専念義務に反したとして総務局の男性副主査(35)を、
それぞれ停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。女性係長は依願退職した。
処分はいずれも同日付。市によると、2人は不倫関係にあったといい、
女性係長は昨年8、12月、副主査の妻(32)に「あんたは人情のない人間だ」などと記した文書を自宅や職場に送ったほか、
今年1月には妻の携帯電話に無言電話を8回かけたとして芦屋署に逮捕、起訴されている。
係長は市の聞き取りに対し、文書は昨年3月ごろから十数通を送ったと説明。
また、副主査の転居先周辺で「前の住居で住民とトラブルがあった」と記したビラを数十枚まいたという。
一方、副主査は今年2月までに少なくとも4回、庁舎会議室などで係長とみだらな行為をしていたという。
その際に係長の写真を撮影。無料通信アプリで係長に送信し、消去を求められても無視するなど嫌がらせを繰り返したという。
女性係長は「妻に対する、ねたみや嫉妬があった」とし、男性副主査は「怖い思いをさせて申し訳なかった」と話しているという。(伊丹昭史)