体罰が話題になるたびに思い出すことがあるんでいちど記録しておく
幼稚園〜小学校低学年あたりを親の転勤の都合でアメリカで過ごして、現地の学校に通ってたんだけど
体罰、あったんだよなあ
教室にはいくつかルールがあって、そのうちの重大なものを侵すと叩かれる、みたいな感じ
人のものを盗んではいけない、とか、ケンカのときに急所を殴ってはいけない、とかだった、たぶん
「この子はこういう行為をしました」「なのでこれから私はこの子を叩きます」って宣言して
出入り口の横にかけてある羽子板みたいな板を持って、その子を廊下に引っ張り出す
叩く回数は決まって2回
パァン!パァン!って音がそこらじゅうの教室に響き渡ってたのをよく覚えてる
叩かれた子が泣きわめいて顔をぐっしゃぐしゃにして戻ってきてたのも
なんか今思うとあれって正しく「刑罰」だったのかなって
日本で体罰の是非の話になると、手に負えないから手が出る、思わず叩く、みたいなのが前提になりがちな気がするけど
ああいうルールに対するペナルティ、って形で取り入れるのもナシなのかなぁと思う