想像なんだけど、
例えば共謀罪とか集団的自衛権とかが今のまま罷り通った場合、多分それを良いって言っている人達は、なんか悪い所があれば引き返せると思ってるんじゃないかな?
これって凄い楽観主義で、歴史的には引き返す事は甚だ難しいというか、最近見てきたようなデモで市民が集まるとかいう牧歌的なもんじゃなくて、そこで起きる反発は本当に暴力による弾圧だったんだよ。
これは右翼が暴力的とか左翼が平和的とかじゃなくて、警察とか軍とか、本来的に暴力を内包する組織に曖昧な基準でそれを行使する権限を与えるとまずいよ、って単純な論理なんだよね。
だから、安倍政権は本当はそれ狙いなんじゃないかってくらい、基準が曖昧なままで警察や軍に有利な法案を通した、これは引き返せるって思ってる人達への意図された暴力を内包してる。
安倍総理とそのお仲間の本当の意図を知るのは、実は引き返したいと思った時、愛国心を持った組織がどう機能するかという事だろうね。
頼むから政治家や官僚や法律家の方にはまともに仕事をして欲しい。私は思想は人の勝手だと思うけど、仕事を雑にするのはロクデモナイ大人だと思う。
今の人達は仕事を評価しない。やれどんな思想なのかとか愛国だとかリベラルだとか良い人だとか。そんな曖昧なものより、通った法案を見よう。彼らの仕事はまともな法案を作ることであって、どれだけ愛国かとかいう事で評価されるべきじゃない。