2017-06-25

趣味なんてない

就活でも職場でも、「趣味はなんですか」と聞かれることが多い。

多いけども、毎度毎度答えに困る。

実際無趣味だ。友達もいないし、恋人いたことはない。

平積みの本を見て買って読んだり、入門書実践してみたりするが、趣味読書とするにはあまりライトすぎる。

神保町古書店に通ったりするほどでもないし、月に何十冊も読むほどのビブリオマニアでもない。別にレビュー書いたりもしない。

映画もよく見る。撮ったりはしないが、ああここから第2幕で、ここらがミッドポイントだな、とか思ったりはする。

だけど別に映画.comにレビュー書いたり、試写会に行ったりするほどでもない。人食べカエルとかメタルマンの人ほどの影響力もマニアックさもない。

なんというか、趣味といえば極めろ、部活は3年間続けろ、会社新卒で入ったら定年までとどまれ、みたいな「やり抜け思想」が強いな、と思う。

そもそも趣味なんてたかだか気晴らしだし、ましてや他人趣味に成果を求めていたりするのは高慢というか、何故そこまで強いるのか、その神経質さは何だ、と聞き返したくなる。

就活でもそうだ。

サークルだったらリーダーやるのが当然でしょ、という圧。

スポーツやってたら入賞くらいはしたんだろ、という圧。

それの趣味はうちの業務にどう結びつきますか、という意味不明な問い。(研究内容でも学科の内容でもなく!)

みんな他人趣味に期待しすぎだと思う。

別にたかだか気晴らしなのから、内容や取り組み方を聞いた所で人間性が見えたりはしないし、

「とりあえずやってみた」程度のことでも趣味と言ってもいいように思う。

思うけれど、やっぱり趣味と言うには自分のはライトだなぁ、俺は無趣味だな、と自分でも感じてしまうあたり、俺も変わらないんだなぁ。

  • 趣味なんて、本人が趣味だと思っていればどんなことでも趣味になり得ますよ。 面接の場で返答に困るなら、正直に「趣味といえるほどではありませんが○○は好きです/興味があります...

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