教員の友人が壊された
地方(都道府県庁から遠い)の学校に飛ばされた友人は、新しい学校で若いというだけで春夏と注目されるような部活の顧問にされた。
4月からは前任の教員が昨年から決めていた週末を練習試合で費やしていた。
日付けが変わるまで新しい環境でのカリキュラムや指導方法を検討しながら、始業前・放課後にグランドに出て指導しながら自身の練習をして、なんとかノックを打てるようになったと言っていた。
春の大会が一回戦で終わり、OBと保護者との懇談会が設けられ、彼はここで自分では難しいから色々と協力をお願いしようかなと語っていた。
その後、彼から受けた内容は懇親会なんて建前で、糾弾の矢面に立たされ訳もわからず精神的肉体的にドツかれるというものだった。
次の週末どころか秋までは予定が組まれていて、自宅には帰れずに金曜から月曜の朝までの遠征しなければならない。
授業準備や部活動、雑務は彼のプライベートな時間をマイナスにし、彼は”急病”で教壇から離れることになった。
「理科離れ」に対し科学・技術の魅力を若い人に伝えたいと語り合った友人からの連絡に、お前の役目はそれじゃないだろう!って言っても彼からの「ダメだった・・・」。
幸いなことに私は希望通りの自分の趣味に合った部活の顧問にさせて貰った。
活動の一部で道具を運搬する必要があったからレンタカーに学校の活動費を使おうとしたら例年は顧問の私費ってふざけんな。
土日の手当てどころか、金出すのかよ。