大学には、アカデミアと就職予備校の両面の性質があるからうまくいっていないのだと思う。
体裁上は研究者の育成場だけど、実質は大学生で研究者になる人なんてほとんどいなくて就職予備校になっている。
ただ、アカデミアとしての性質を一切排除してしまうとそれはそれで問題で、特許や知財が物を言うこれからの時代に
そこで考えうる解決策として、専門学校を就職予備校の場としてしまうということがある。
まあ役割としては現状と変わらないのだけど、もっと専門学校のブランド力を上げようというわけ。
大学はアカデミアの場として、研究者やそれに準ずる技術者を育成する場。
専門学校は一般的に会社で学ぶ内容を集中的に教える場。社会人としての即戦力を育成する場。
と明確に分け、専門学校の入学難易度卒業難易度もそれなりに高く設定しておく。
つまり、今の専門学校にブランド力をつけて”○○専門学校卒”が一流の看板になるようにするわけ。
専門卒で研究者になりたくなった人には大学院へ行けるパスも用意してあげる。
現状では大卒と専門卒の間に圧倒的な壁がある気がするけど、専門学校の立場を上げることによりこの壁も取り除くことができるうえ、
アカデミアの性質を排除しろとは言ってなくて、世界の大学のように「就職に関係ないこともあることも勉強すべき」 日本の大学のあり方の中で最適解が出ないなら、イスラエル・イギ...