「図工の時間で動物の絵を描くことになったので動物の写真が載ってる本が見たいです、どこにありますか?」
「今度の調理実習で芋を使った料理を作ろうと思うので芋の料理が載ってそうな本を貸してください」
「新見南吉の本がひとクラス分くらい欲しいんで、他の図書館から借りたりして集めてください」
「お楽しみ会でクイズをするんですけどクイズの本ないですか?」
たまに「○月にこういう学習をするんで……」って事前に教えてくれる先生もいるけどたいていは子どもたちが急に図書館にわらわらーっと来て
「先生~~、今この本がいるんで今出してください」「僕も僕もー!」「私もー!」って形
このジャンルの本がここにあるよ~っていうのは教えてるけど子どもたちは何回言っても覚えられない(たまーに覚えてくれる子もいる)
担任は忙しいので子どもたちを図書館に残したまま教室でマル付けとかしてるっぽい
ので私が右往左往しながら応対する
司書のいない学校ってどんな感じなんだろう?うちの市はほとんどの学校で司書を置いているのであまり想像がつかない
分類ラベル貼って決められた場所に置いてても目当ての本を探すのって難しいのに、
ラベルのない本が数千冊、ごちゃごちゃになって置いてあるんだろうか?
貸し出し手続きせずに勝手に取って勝手に戻しに来るのかな。行方不明本の数凄そう
そもそもそんな状態で調べ学習ができると思えないから、図書館は使わずに担任が事前に用意した資料や
フィルタリングガチガチのパソコンでなんとか調べてるんだろうか
図書館前に掲示物貼ったり、ポップ作ったり、本のデータをパソコンに登録したり、貸し出し数の多い子にちょっとした表彰状を出したり、図書館だより作ったり、子どもたちに読み聞かせしたり、そういうのもないのかな
なんかさみしいなあ