2chまとめにしろTogetterにしろネットウォッチャーのブログにしろ、ネット上の「まとめ」は何かを叩くまとめばかりで有益な情報のまとめが少ないように見える。
ネット民たちはネットウォッチが趣味で今までずっと生きてきたから、何かを叩くことが当たり前になりすぎている。
有名アカウントの誰かがまとめるとそれは「みなさん、今日はこれで行きましょう!」の合図で、それは権威者からの叩いていい認定。
そうするとネット民たちが安心して集まってきて叩いて気持ちよくなる。
これは手軽な娯楽なんだろう。
手軽な娯楽であり、それが社会の利益にもなっているというわけだ。
有益な情報をまとめて共有しようという姿勢はなく、何かを叩いて気持ちよくなるためにまとめを利用する。
まとめ人は尊敬されて、「次は誰をヤるんだ?」とネット民たちは期待する。
叩いていい何者かが現れると、ネット民たちは気軽に手斧を持って集まってきてそのいけにえを一方的にぼっこぼこにして楽しむ。
頭のいい人たちが自分たちの高い知能を使って「まとめ」を作り出し、いけにえを俎上に載せ、げらげら笑いながら手斧でざくざくぶっ叩いていく。
「さあ、次は誰だ?」
いけにえに人権などない。
「お前は悪人だろ!」
「死ね!」